●観光じゃなかったので面白道中記ではないのですが
一応日記帳なので香港急襲2泊3日の旅について
程々にでも記録を付けておこうかなと。
●(1日目)
朝4時起床。
ロクに着もしないスーツで5時に慌てて家を出て大宮へ。
5時20分のONライナーで成田空港へ行ったのですが
この時は車内アナウンスで大江戸ライナーと聞こえ、
「なんでやねん」と心の中でツッコみつつちょっとだけ寝て2時間もかからずに到着。
父様横幅デカくてこの時すでに前日からの腰、膝に加え左肩と首を故障。
所定の集合場所でチケットを貰い、荷物を預けたり手荷物検査・出国審査で余裕あるかと思ったら
それらの通過に1時間半ぐらいかかっててギリギリ。
何処に行っても人並びすぎで正直ここですでにやる気減衰。
飛行機自体は沖縄に修学旅行で1度乗っているので大したことはなく。
ただ移動時間5時間なので機内食が出ましたが。
この時、テレビなんかで見る「ミートorフィッシュ?」っていうのに期待したのですが
しばらくの後、添乗員がやってきて「チキンとビーフ、どちらになさいますか?」
機内のテレビでチャンネル回しまくって何かアニメでもやってないかと探していたら
TRICKの←出口 ブラジル→という瞬間の映像を見つけて
途中からだけど仕方ないか、で見始めて30分。
終わった後はゲーム帝国で耐えて耐えて耐えてまたTRICKリロードしたので
今度は頭から。でも30分しないうちに着陸して終了。
一番の盛り上がるところが全く見れなかったじゃんかorz
空港で違和感のある空気ととんでもない暑さ(その後で見た移動バスの温度計は34℃を示してました)に
ぐったり&ぽっくり。
関西からの飛行機が遅れているというので1時間ぐらい空港で力尽きていたのですが
周りを見渡すと熊本ラーメンの店を発見。なんで!?
人が揃ったところで一度ホテルに荷物を置きに行って再度出発。
銀行やら大会社のビルを見上げてまたも首にダメージ。
なんでも香港はでっかいビルやマンションばっかりで一戸建てと車は相当の金持ちしか持ってないらしく。
丁度着いたその日が日曜日だったかららしいですが、
フィリピンから出稼ぎに来ている家政婦(って言ってた)が道という道の脇にレジャーシート敷いて
説明ではピクニックと言ってましたけど大半は違うと思う。
どっちかっていうと集団ホームレス……。
その後はセミナーで嫌々行かされた中野のセミナーと同じ内容聞かされて絶望。
全身バキバキの状態で食べる夕食は広東料理のコースでなかなか次が出てこなくて、
最初は完食で皿を下げてもらっていたのですが
四つ目ぐらいで疲れ果て、適当に食べてはボーっと待ち、食べては待ちの繰り返し。
ただし最後に出たタピオカ入りココナッツミルクのデザートは一口食べて後は一気飲み。デザートうまうま。
ドラゴンフルーツは微妙。種みたいな黒い粒が歯に挟まってうっとかったです。
食事が終わってやっとこさホテルに戻ったらおい森やってさっくり就寝……できなかったの。
DSの設定は日本時間のままなのでギリギリ間に合いそうだと石叩いてお金だけ拾って止めるつもりが
何故か飛行帽もらったのでシャキーンと装備したぐらいなものなんですが
父様酔ったのかデフォなのか良くわからないままに大いびき。
騒音災害をも遥かに超える脅威に負け、疲れているにも関わらず日本時間5時ぐらいまで寝られず。
香港は日本−1時間なので現地時間的には4時。
●(2日目)
7時に朝食。
バイキングだったので助かった、と
普段食べないのに無理してオレンジジュース飲んでいたら
リンゴジュースを一口飲んで父様、「甘ぇ」。
いや、だからって寄越されても。飲みましたが。
出発までの準備で少し時間があったのでテレビを点けては見るものの、
見られる限界がNHK。
日本のチャンネルがどうの、ではなく衛星版NHKがかろうじて受信できているというレベル。
しかも半端にバイリンガル対応番組だと英語に強制翻訳で死亡。
後は全部何言ってるのかわからなかったり何が面白いのか笑いどころがわからないバラエティでした。
2日目は全日ちょっと移動してはエレベーターで30階やら50階以上まで登っては
そこにある企業の説明受ける、の繰り返し。
最初に銀行で口座も開設したりしましたが香港ドルの使い道が……。
ゲンナリしながらお昼の飲茶を適当に食べて、デザートのマンゴープリンを一気食い。
デザートしか楽しみがないのはいかがなものか。
騒音災害と戦った結果、首と左肩をかなり酷く痛めていたのですが
夕方から延々4時間か5時間ぐらいセミナーパート2。
1日目もそうだったんですが、かなり前のほうに席指定されてしまっていたので
こっそり本を読むこともできずにただひたすらミルクティ飲んでました。あまー。うまー。
そして大分時間の遅い夕飯は上海蟹。
最初に1匹出てちっちゃいので食べるところ少ないので
蟹は食べられなくはないけどできるなら避けたいのが本音だったので
どうにかこうにか胃の中に押し込んだらファンシーな蟹の絵が印刷された皿で2匹目襲来。
_| ̄|○
その後も蟹の身と味噌入りスープやらもち米の炒飯等が3時間近くかかって出てきて
食べるより待ってるのに疲れました。
途中でもう飽きてきておなかも一杯になってきたので死んだような顔してましたし。
やはりここもデザートの小さなチョコレートケーキをムグムグして終了。
こっちのメロンは普通の黄緑なのも夕張っぽい淡いオレンジの方も
食感がリンゴみたいでシャリシャリしてなんだか皮を食べてるみたいな感じでした。
スイカも蟹と同様食べられないことはないけど避けたい食品なのにも関わらず
毎回必ず出てくるし。
で、ホテルに戻ると12時。
もはや寝る、というより力尽きた、が正しい表現かも。
●(3日目)
やっぱり朝はオレンジジュース。
この日はチェックアウトしての集合なのでさらに慌てて出発。
今日あと半日耐えれば帰れるんだ、と天井に電気がないため暗くてしかたがないホテルの部屋や
バスもタクシーも凄いスピードでカーブに突っ込んでいくのに車線ははみ出さず
滞在中全く救急車もパトカーも見なかったなぁ、でも、消防車の看板はスナックみたいだった……
なんて思いだしては疲れてコンベンションセンターで椅子に試合で燃え尽きた矢吹ジョーのように座ってました。
帰りの飛行機はしおりにも特に何も書いてなかったので気にしていなかったのですが
今度はフィッシュorチキンの機内食でした。
ただ、テレビが全部香港からの旅行者基準で言語変換ボタン押しても英語なので
映像だけ見て諦めてGA読んで我慢。
実際は2時間ぐらいで読み終わっちゃったので物凄く暇を持て余したんですけどね。
空港に着いて並ぶのは面倒だと先頭集団に混ざってさっさと降りて、
ONライナーの時間を聞いたら1時間後。
でも仕方ないかと待つことになり、高速の渋滞に巻き込まれたりニューシャトル乗り継いで帰ってきたので
家に着いたらもう12時寸前で。
ほぼ2泊4日状態でした。
●どうも向こうの看板の絵はいかちいものばっかりで
一昔前のアメリカ映画の海岸なんかにでかでかと書かれているような油絵モドキの人の顔だったり、
車が高級品なためか、優先順位が人<車だったり、
基本的に漢字と英語しかなかったので
日本で空港着いて入国審査向かうまでの「おかえりなさい」と書かれているのを見て
やっと帰ってきたと実感できました。
今もこれ書きながらウトウト寝てたので所々文章がとち狂っているかもですが
その辺はご了承下さいw
あ゛ー、行きと帰りの飛行機でほんの少しは飲んだけど
コーラとかサイダーみたいな炭酸欲しー!!
アルコールは一切飲まなかったので、オレンジジュースと烏龍茶、水だけしか選択しなかったんですよw
セミナー中はただひたすらミルクティ飲みましたケド。
あと、もう一生分ぐらい海外旅行したんでもういいや。
頭フラフラで思い出したら向こうで現地の人に言ったのがYESとNOだけってのは大学生としてヤバイ気もしたし。
父様が向こうは日本語わからないのにただひたすら「紹興酒、紹興酒」と話しかけているのを見て
思わずチャイニーズワインと言ってあげたかったけど疲れが限界突破だったので放って置きました。
側に誰かしら主催側のスタッフもいてくれたので通訳じゃないけど伝えてくれてましたし、いいでしょw
あんまり飲ませると酔い潰れて寝られたりなんかしちゃったらこっちが睡眠不足でさらに困りますもん。
しかし、1日目に道路の反対側の歩道橋の螺旋階段のところで
あからさまに新郎新婦な格好の人がいたんですけど
あれは本物だったのか、何かテレビ関係の撮影だったのか。それだけが凄い気がかり。
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